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【雑記】見苦しい言い訳。

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この文章には天色アイルノーツ、カルマルカサークル、ひめごとユニオンに関してのネタバレを含んでいます。ご了承いただける方のみお読みください。

 「そもそもこの作品での“ないしょ”の主な機能はヒロインそれぞれの秘密を共有・・・「ないしょ同盟」の結成のためであり、“ないしょ”を共有した特殊なコ ミュニティの中でヒロインたちとの“ないしょ”とは程遠い賑やかな日々をメインに描いた作品。終盤は確かにその“ないしょ”を巡る物語となりますが、楽しむのは真相解明ではなく、設定的に“捻り”が入ったコミュニティ上における、彼らの掛け合いということでしょう。」



「ではこの摩訶は意味がない設定なのか?というとそうではありませんね。登場人物のキャラクター付け設定として機能する。摩訶での行動は 異常です。ただ、摩訶は人間の欲求・・・嫉妬、食欲、睡眠欲、色欲、強欲、傲慢・・・誰しもが持っている物、誰もがわかる欲求に基づいている。キャラクターの行動がプレイヤーにとってわかるものを増幅しただけのもの。また、異常行動でのキャラクター付けはプレイヤーに不快感を与える可能性があるのですけ ど、それが摩訶のため仕方がないとも思えるので不快感に繋がりにくい。不快感を与えず、行動的には突拍子もないのに、その行動は理解できる。そして「SAGAPLANETS」のキャラクター造形はヒロインの特異な口調と特異な性格、人気声優、グラフィックス・・・これらが相まって“かわいさ”を感じることができる。メーカーが持つ元々のキャラクターのかわいさに誰もがわかる“欲求”を与え、増幅してみせる。そのため、このゲームのヒロイ ンは魅力的であるんですよね。」



「『天色*アイルノーツ』の舞台は空を飛ぶ島。そんな舞台を取り巻くのはエルフや獣人など、人間とは別の種族たち。こんな世界感なのに、世界設定に切り込むことをしない。ガジェットの一つにしか過ぎず、特段この設定が必要と思えるシナリオではない。この作品のシナリオ、設定は”あえて”作りこまれていないのでは?特に気になったのはシャーリィルート。山場では主人公のトラウマとなった少女を軸に話を進める。これでもかと過去の少女の姿が映るので、これは何かあるの かなと期待してしまった。こういう物語だと過去回想・・・ではなくてもいいから説明を多めにとり、トラウマの克服が定番だと思う。しかし、この作品はトラウマに関しての過去回想はなく、説明が軽い。しかも問題を周りが勝手に片づけてしまっている。他のルートもトラウマや世界設定に触れることはせず(触れたとしても軽く)、ヒロインといちゃいちゃしていたら終わっていた。この作品の尺なら十分描けたと思うし、何よりライター陣はそれを書ける人たちだ。しかし描かれていない。シナリオの山場があっさりではなく意図して切り捨てているように見える。」




 カルマルカサークルのレビューを書いている時に、ひめごとユニオンとレビュー内容が似たようなものになっているような気がしたので…ちょっとその辺りについて書いていこうかなと。上記の文章は上から順にひめユニ、カルマルカ、天色のレビューからの抜粋です。

 天色だけは物凄く叩いているように感じますか?そうですね。ぼくもそう思います。今レビューを書いたのであればもうちょっと肯定していると思います(というか、前作ドラクリオットが頑張ってシナリオを作っていて、わりと好印象だったので驚きのあまり・・・な感じです)。

 今年プレイしたいわゆるキャラゲーの中で、この3本はそれぞれ設定の用いる部分が違うのではないか?ということで、天色は引き合いに出しました。

 ひめユニは物語における設定の未消化。カルマルカはキャラクターの設定が個別シナリオの展開の主軸とはなっていない。不必要な設定というのはプレイヤーに「未完成なのでは?」と不信感を与える材料だと思っています。だから、「設定はキャラクターのためであり、無意味ではない」とすることが結果として上記2作品を肯定することになるのでは?がこれらのレビューの主旨(え?伝わっていない?文章力をもうちょっとなんとかするよう努力します・・・)。

 設定はキャラクターの性格のためにあり、それにより如何にかわいく見せるか?…これがカルマルカサークル。物語の進行のために設定を置き、そのキャラクターの行動からかわいさをどう描くのか?・・・これがひめごとユニオン。特殊な舞台・・・非日常でのキャラクターとの日常的な掛け合いから、キャラクターのかわいさをどう描くのか?・・・これがアイルノーツ。

 設定を用いる部分が違うと言ったのはそういう意味。設定がキャラクターをそのまま描くのか、物語の結果がキャラクターの魅力に繋がるのか。この違いはありますが、結局描くのはキャラクターという点には変わりがない。キャラクターの魅力を描いてしまえば、そのキャラクターが織りなす日常は楽しい。

 さらにこれらはエロゲーです。魅力的なキャラクターであれば、そのキャラクターのエッチシーン・・・ポルノ的要素を増幅することになる。エロゲーは商品として言えばポルノです。そのため、キャラクターに魅力を感じさせることを肯定できれば、作品自体を肯定できるんじゃないかなと考えた結果、ああいったレビューにしたんですよね。実際、ひめユニとカルマルカのキャラクターに魅力を感じたのは真実です。
 
 どの作品も個人的な点数は70点(ある程度は楽しめた)を越えている作品としています。多分、完成度の高さだけで語るのであれば、設定を消化しきれたと感じたカルマルカが一番だと思っています。ただ、ひめごとユニオンが75点と頭一つ抜けているのは物語の結果としてキャラクターのかわいさを描く・・・キャラクター描写が良いと感じたからというのはやはり大きかったんでしょう。

 (キャラゲー好きを公言しているわりに、物語ありきの方の得点を高くしている辺り、ちょっと自己矛盾っぽい気がしますが。単純にキャラゲーと言ってもシチュエーションよりはやっぱり、そのキャラクターの心情をこちらが想像できるように描写してくれる・・・キャラクター描写が上手い作品の方が魅力に感じます。そういったことを上手く描けるキャラゲーはシナリオが良いキャラゲーと評せると思いますし、ぼくが好きなキャラゲーはそういった作品だからかと)

 まぁ、ぼくの好みの話はどうでもいいですね。今回の雑記は複数の作品の優劣を決めるとか、そういった意図ではなく、似たようなレビューになってしまったので、その言い訳です。だから、記事タイトルは「見苦しい言い訳」なんです。


『ひめごとユニオン~We are in the springtime of life!~』 レビュー。
『カルマルカ*サークル』 レビュー。
『天色*アイルノーツ』 レビュー。
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