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『悪の女幹部2 ~キサマなどに教育されてたまるかっ!~』 レビュー。

悪の女幹部 2

※ネタバレ注意



 『悪の女幹部』ナンバリングタイトル『悪の女幹部2~貴様などに教育されてたまるかっ!~』

 主人公が熱血な元不良の教師だったり、前作での調教を教育と言い換えていたり…1からの変更点は結構見て取れます。ただ、作品全体としては、前作をきっちりと踏襲した作品になっています。

 本作は全5ステージからなり、システムは移動先を選択するタイプ。ステージごとに1ヒロイン…悪の女幹部を倒して行きます。流れとしては出てくる移動先を選択し、彼女たちの弱点を見つけだすだけ。見つけ出せないとそのステージでゲームオーバーにはなりますが、選択肢がなくなるまで探索を続ければクリアできてしまうので、クリアしていくのは簡単だと思います。エンディング分岐もお目当てのヒロインの調教を進めて行くだけでいいので、作品全体の難易度としてはそれほどではないです。

 前作もそうでしたけど、この進行方法は良いですね。ステージの合間では、イベントを消化しきらない限りはいつでもヒロインを呼び出せる(呼ばれるのは主人公だけど、選ぶのはプレイヤー…なんかややこしいな…)おかげで、エロシーンのタイミングをプレイヤーに任せにしているため、プレイヤーはシナリオに集中もできるし、エロシーン見たい時には見られる。ストーリーを追う、エロを堪能する。この両立が出来ている。

 ただ、良い点ばかりではありません。本作はエンディングの種類が結構豊富な上、同時攻略を考えないと回収に時間が掛かる。しかし、エンディングはどれも差分レベルと言っていい短さなので、掛けた時間の割に報われない。また、ジャンル的には調教物に入ると思うのですが、ヒロインは基本強気で言うことを聞かないのは良いものの、まー、割とすぐに堕ちてしまうので、堕としていく面白さ・・・調教物としての面白味はあんまりない。この辺りはちと残念でした。

 さて、シナリオはというと、前作が下克上物となっていたのに対し、本作は復讐物語とでも言えば良いのでしょうか。ただ、復讐理由が、赴任先を二度も潰されたから仕返ししてやるという…そんなに重い物ではないし、恨む描写も軽いので、これが作品のメインとなるわけではないです。メインとしてはやはり、コメディ色の強い掛け合いですか。

 ヒロインとなる女幹部は全員教師。潜入調査で、彼女らの弱点を探っていく性質上、彼女らの教師生活が見えてくるのですが・・・。なんというか、バッケンハンターを除いた幹部の悩みは凄く人間臭い。個人的にお気に入りはグレーテル。面白いヒロイン像を作りだしたと思う。「みんなで不幸せになろう」がモットーな、全てにおいてネガティブ思考な彼女は、周囲に不幸を蔓延させる。

 「尊師は我々の救世主です・・・・・・!」(---生徒A)
 「尊師に話を聞いてもらえると、どんどん生きる気力が無くなっていくんです・・・・・・」(---生徒B)

 本人は至って真面目に生徒相談を受け持っていただけなのに、違法ドラッグか何かのクラブ扱いされる辺りはさすがに扱いが酷いと思うのですが・・・。

 その他、悪の親玉が生徒の成績を気にし、礼儀を諭すのもそうなのですが、悪の組織なのに、人間の常識に縛られている。30手前まで悪の幹部をやって、周囲の友人たちは結婚して取り残されたことに悩まされていたり、太りすぎているのを気にしているたり、マンガやゲームにハマっているのが弱点になったり・・・というか、全員結婚願望持ちな辺り、周囲の目を気にしている。

 俗っぽいとはいえ、一応、悪の幹部なので、教師をやっていく際に軋轢も生まれる。明日楽は力で抑え込むが生徒からの反発が酷くなっているし、グレーテルは相談すると逆に不幸になる方向に指導するし、遥架は相手の気持ちなんて考えずに言いたいことを言う。教師としてどうなの?と思われる彼女たちが教師としてやっていかなきゃいけない。悪の組織と教師・・・このギャップがコメディとなるのが面白かったです。

 毒薬や、弱っているところを狙って倒す外道ヒーローが普通に見えてくるほど、教師とのギャップで幹部たちが際立った作品ですかね。今作も、抜きゲーとしての良さ、コメディ色の強い掛け合いを両立出来ていると思いました。

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