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『私のリアルは充実しすぎている』 雑感

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 ぼくのTwitterのTL上(その中でも一部)で妙に流行っている「私のリアルは充実しすぎている」をクリアしたので、その感想です(大図書館の羊飼いの再プが終わり、妙に時間が余ったので・・・「月明かりランチ」「イノセントガール」「大図書館の羊飼い」のどれかのレビューで更新しようとしていたのに、どうしてこうなったのだろうか・・・)。

 人生で初めてプレイした、乙女ゲーという奴です。結構、面白く、感想を書きたいなぁと思ったのですが、同人作品というか、フリーの作品であるので、点数を付ける気はあまり起きませんでした。また、プレイ直後の感情残しという意味合いが強く、作品を見返すという意味でのレビューというよりは、プレイ直後の軽い雑感(ネタバレは極力なし)です。ご了承いただける方のみ、お読みください。

 男性向けエロゲのユーザーとしては、やはり女性視点という部分が目に着きますね。しかも良い意味で。多くのエロゲが、女性キャラクターの内面を、外面や行動などから、男性の理想的な・・・もしくは男性好みであると想像させるように、描いたのだとしたら、その点で全くの逆ベクトルとなるのが本作。

 ヒロイン(乙女ゲーの主人公をこう呼んで良いのかわからないが)を、隠れオタとした本作は、彼女の視点で、彼女の心情を描くため、彼女の汚い部分・・・打算的な、もっと言えば、自分をどう綺麗に見せようか?など・・・を見せてきます。そんな理想からは離れているような、彼女のキャラクターが妙な新鮮さを与えてきます。そうだなー、この辺りは献身的な幼馴染・・・王道を行く、ヒロイン像であるサブキャラクター・・・閑音と比較した時わかるかなと思います。

 それでいて、ヒロインの趣味自体はこういったゲームをプレイするユーザーが共感を与えるようになっているのだから憎めないというか、わりと好感は持てるように造形するのも忘れていないのだから、キャラ造形の上手さを感じさせます。

 (逆を言うと攻略キャラクターにあたる男性陣には心情などをあまり語らせないですね。ただ、わりと男性キャラクターは思わせぶりな態度というか、言葉では語らず、行動で示すといった部分が格好よさに繋がっていたので、これはこれであり)

 主人公自身、腹黒嫌いを公言しており、自身も腹黒であることを認めている。ようするに彼女は自分を曝け出すのが怖い。そのため、全攻略キャラに共通して言えることとして、主人公の本性を知っていることが挙げられると思います。学外であるから、本性を現しても良い穂積。何年も主人公と生活し続けた弟。一旦疎遠になりはしたが、昔のオタ仲間な歩。(彼女が会長を好きなのは、こんな自分でも受け止めてもらえるという甘えがどこかにあるように思えてならなかったですが)

 物語の展開にも主人公、攻略キャラクターの性質を絡め、描く為、わかりやすく気持ちが良いことが本作の強みの一つですね。シナリオの展開自体はわりと普通。それでも、視点の立場を変えるとここまで印象が変わるのは、ある意味で、本作は「主人公ゲー」だったのかなと。

 乙女ゲーなのに、男性キャラよりも、結局、女性キャラに目が行ってしまうのは、製作者の意図した楽しみ方とは違うとは思いますが、男性ユーザーであるので仕方ないですね。心情描写をおろそかにした結果、女性キャラクターの行動がよくわからない、という展開にしてしまうエロゲがある中で、彼女を視点としたため、最後まで安心して彼女の心の動きを追うことができ、楽しめました。

 男キャラに萌えを感じず、作中でもギャルゲーのキャラだと評される閑音に最も萌えを感じた辺り、萌えゲー好きなのだということを、乙女ゲーで再認識出来たのはなんともはや・・・。


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