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2013年発売の作品を振り返って。



 ちと、遅い気もしますが、2013年の作品を振り返る意味と印象残しも含めて、前年に発売したプレイ済みエロゲを点数順にしてまとめました。要は2013年の個人的エロゲランキングってやつです。条件に当てはまる作品は42本。その内、FDはその作品単体で比べるのは難しいので、最初に別枠で。印象残しの意味もあるので、各作品にコメントを付けていますが、ネタバレは極力なしの方向で。

 点数はプレイ直後の感情の振れ幅といいますか、その時その作品がどれだけ気に入ったかどうか、この一点のみで付けます。プレイしなおしたら変動する可能性は多々・・・。客観視とかではなく、自分が楽しめたか(50点以上)、楽しめなかったか(50点未満)。この感情の度合を重視して、過去にプレイした作品と相対して点数を入れているだけです。決してその作品の出来映えとか、そういうものではありません。ようは何でこの作品がこの位置なんだよ?とか怒らないでねってことです。

 ※前の記事とは異なり分割をしなかったので、1万文字近くのわりと長めの記事になってしまいました。ご了承いただける方のみ、お読みいただけると幸いです。

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【雑記】印象に残った過去作品

 2013年発売の作品ではなく、去年プレイした“過去作品”(ようは2012年以前の発売作品)で特に印象に残った作品をまとめました。2013年に発売した作品かつプレイ済みのエロゲは全部まとめてみたんですけど、全部にコメント付けようとして、ちょっと時間が掛かりそうなので、それはもうちょっと後にあげようかと思っています。  過去作は印象に残ったものだけなので、一部です。こちらで全タイトルにコメントとかはさすがに死んでしまうので印象の強さで上から10本だけ。普段から感想を残しておいたほうが良かったといったところですね…はい。

 ※ランキング形式でもなく、タイトルに軽くコメントを付けるだけですので、そこまで長いものではなく、また、個人的エロゲランキングに入れている作品はそのコメントからの転載ですので被りありです。ご了承いただける方のみ、お読みいただけるとありがたいと思います。



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90点__A 超電激ストライカー


 子供の頃に憧れたヒーローと悪役の戦い。ここに彼らの生活感を描写することでコメディ作品としてひと捻り入った作風となっています。こういう設定の使い方は特撮やアニメでも使われている物ですが、それをエロゲで描いたことが非常に面白い。子供の頃に憧れたヒーローをデフォルメして描くので、ヒーロー物が好きだったのなら共感できるようになっていると思います。そしてその共感…下地があるからこそ、章によっては戦闘シーンの熱さが映えたんじゃないかなと。不満を言えばボスの魅力の無さ…ですかね。



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80点__B 刃鳴散らす


 奈良原一鉄氏のデビュー作。村正と同じく、この作品はテキストが独特で、一刀の刹那でも膨大な文章量を叩き込むほど、丹念に戦闘を描写します。ここにグラフィックス等が組み合わさって緊張感のある戦闘シーンに。そして、そんな戦闘を絡めながら、シナリオの主軸となるのは復讐…伊烏義阿とそれを受ける武田赤音…をきっちり最後まで描いていくからこそ、この作品は面白いんじゃないかなと。魔剣の完成。復讐の決着。短いながらも見所の多い作品でした。おまけのスタッフの遊び心は男性ユーザーとしては理解し難いものでしたが、それ以外は非常に楽しめた作品です。



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80点__B 追奏のオーグメント


 序盤のシーン…年老いた主人公の人生の最後とその人生への後悔…が最も身につまされたとなんと言うか。このシーンは去年プレイした作品の中でも印象が強い方です。とは言っても、このシーンに共感したところで、物語の主軸は人生のやりなおし…全編に渡って描かれるのは主人公が下ネタギャグの連呼でヒロインと交流を図る・・・そんなコミカルな日常描写。そのため、序盤のシーンに共感しても意味はあんまりなかったと言えてしまうのが残念ではありました。物語自体はきっちりとオーグメントの設定を絡め、そして設定自体の新鮮さ、締めくくりの綺麗さ…嫌悪感を与えそうな設定を用いた作品であるのに、読後感がとても良かった不思議な作品です。



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80点__B 王賊


 ランス1~5を除けば去年プレイした作品の中で、唯一ゲーム性のある過去作ですかね。一部のキャラを除けば、SLGパートのバランスが取れていて時間を忘れてのめり込むことができました。ソフトハウスキャラの作品はこうやってサクサクプレイできるのが良いですね。シナリオは王道的で面白く、キャラも可愛い。この作品をプレイした最大の理由が声優買いだったなんて言えないです。



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80点__B らぶでれーしょん


 この作品はとにかく麻薬的というか、癖になります。『SMEE』の作品を“萌えの凶器”と評した方を見かけたことがあるが、まさにその通り。癖になりすぎて、怖い。キャラクター性を強化し、また、プレイヤーに不快感を与えないことを重視する。無理に感動を描くわけでもないし、物語性もない。けれど、それでいいのではないかなと思ってしまいます、この作品は。「心地よさと甘さ・・・シナリオ偏重の作品に疲れたプレイヤーへオススメしたい一作です」とレビューでは言いましたが、これは何よりぼくが癒されたので…。



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85点__B グリーングリーン3 ハローグッバイ


 別れを描いたグリーングリーン1とは異なり、3年生になった登場人物を描くグリーングリーン3は卒業を描きます。1から通してプレイしたからこそ…1からのキャラクターであるバッチグー、一番星、天神、双葉に愛着が湧いたからこそ…それまでのことを思い出させる卒業ENDが見事なまでに際立った作品です。シリーズ物のエロゲでは一番好きな作品。



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90点__A Quartett!


 このブランドにしかないFFDシステムは一見の価値ありですね。FFD・・・ふんだんに使われるグラフィックスと漫画のような吹き出しによる演出。これにより臨場感溢れる作品になっています。日常描写をそんなFFDで描く。そして物語の中でそんな日常の良さを謳うからこそ、シナリオは平坦であっても良い、むしろ平坦だからこそ良い。そう思わせてくれます。かなり短く、ふと起動したくなる作品ですね。



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90点__A DEARDROPS


 キラ☆キラの共通辺りまでが大好きだった自分からすると、それを全編にわたり、最後まできっちり描いてくれたと思えたこの作品はかなり好きになれました。裏を返せばキラ☆キラの終盤のあの展開を気に入った人がそれを期待してプレイするのはまずいのかなと。そもそも、ジャンルが同じなだけで別種の作品としか見えない。こういうジャンルで純粋に熱い青春物語を描けるところは少ない・・・そんなあまり体験したことのない面白さも、この作品を気に入った理由でしょう。とは言っても、ルートによってはかなり短かったのはどうにかならなかったのかと。



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80点__B ピュアガール


 萌えゲーのキャラクター全員を変態にした作品。その変態さを絡めたことが新鮮さとエロさを生み出していて良キャラゲーとなっています。ただ、そこもいいんですけど、何よりもれもんちゃんがかわいかったのがこの点数の大きな割合を占めます。



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100点__S もっと姉、ちゃんとしようよっ!
&
もっと姉、ちゃんとしようよっ!アフターストーリー


 去年プレイした作品で唯一の100点を付けた作品。合計8ルート・・・正直な話、これだけのルート数があるので、外れと感じたルートはあります。しかし、前作からライターが変われども、前作をリスペクトした作り・・・前作と同じくヒロインがきっちり“姉”として描かれる。一番幼く描かれている澪ですら例外ではないところにこだわりが感じられます。あねしよと異なる点はシナリオに力を入れている所でしょう。主人公に対して、ヘタレとのそしりが多いですが、そうなった理由もわかりますし、彼の苦悩をきちんと主人公とヒロインの成長に昇華させていることが好きな理由です。FDではその外れと感じてしまったルートの改善化を図りつつ、本編に勝るとも劣らないシナリオを魅せる。個人的にこの作品のFDはFDの中で最も好きな作品(どちらも去年にぶっ続けでプレイした作品ですので、まぁ、ランキングでもないですしまとめてしまえということで。2本で100点…1本50点とかそういう意味ではないですよ、平均で100点なんです)。



 80点以上を付けた作品の中から特に印象的だった作品を上げました。こうしてみると物語で引っ張る作品よりもキャラクターありきの作品…キャラゲーが好きなことがわかるなぁと。作品がキャラクターをどう描き、そのキャラクターの姿からどう感じるか、ですか。

 あとは新作をまとめるだけですかね(40本全部にコメントとかやろうとするんじゃなかった…)。  

個人的エロゲランキング1~10位

 前回から大分期間(7記事分)が開きましたが、忘れていたわけじゃないです・・・単にコメントが思い浮かばなかっただけで。

 ネタバレ無しだと何も言えそうに無い作品のコメントは反転して括弧で閉じてあります。それにしてもプレイ後に感情がぐちゃぐちゃに入り混じってしまった作品ばかりなので、考えが固まっていない作品が多いなぁと、まぁ、そのせいで時間かかったんですけど。90~100点は順位がころころ変わるなと今更・・・。点数が完全に主観であるため、その時々で変わったりするのはまぁ、しょうがないですよね。

ここからテンプレ―――

 自分が過去に90点以上を付けた作品の中から選んでいます。40本と数が多いのと、1作品ずつコメントを入れた ため、全体的にそれなりの分量になってしまいました。分割した方が個人的に後で見やすそう・・・ということで下から10本ずつの更新でやらせていただきま す。コメント部分でネタバレは極力なしの方向で。FDはその作品単体で比べるのは難しいと思ったので、意図的に抜いてあります。

 順位に関しては完全に管理人カナカナ個人の好みでしかないので、ご了承ください。

―――テンプレ終わり。

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10位 95点_A StarTRain



「ふたつめ、みっつめがある、だから初恋なんだ。」振られたところから始まる恋愛劇。各ルート、違った形で描く幸福論。テーマ自体も好きですし、それをどのルートも地に足の着いた展開を見せつつ、描き切ったシナリオが好きではあるんですけど、そんなことよりも奏の健気さにやられてしまいました。


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9位 95点_A Forest



複数の英国童話を原典に構築された世界観。ボイスをテキストの延長線上とせず、独立させた演出として描く。とある小話など、この演出があまりにも気持ち良くて酔いしれそうになる。これだけの演出と設定を持ち合わせながら、シナリオ上ではそれらが大して意味を持たないのでは?ということがこの作品の凄みを感じさせる部分ですね・・・。100点としないのは原典との比較をやっていないし、わからない部分は多い。完全な理解をとかではなくて、自己消化できたとは言い切れないからです。」この作品を期にエロゲを引退した人が多いと噂される作品・・・。高騰していましたが、メガストアに特典として付く関係で多くの方がプレイできると考えると、今から怖いですね・・・。


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8位 95点_A 続・殺戮のジャンゴ-地獄の賞金首-



 西部劇というエロゲでは滅多に観ない世界観を細部に渡るまで作り込み、シナリオは贅肉をとにかく削ぎ落としているため、読みやすく、理屈抜きに楽しいと断言できる。ヒロインに対してこれほどまでに憧れの念を抱かされた作品はありませんでした。


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7位 95点_A 最果てのイマ



 ハイパーリンクを用いなければならないほど、膨大なSF設定を用いたシナリオも面白いとは思うのですが、100点を付けている理由はそんな設定に裏打ちされた考察ゲーとしての魅力だけではありません。この作品を楽しむには理解力が無ければと言って尻込みする方がいますけど、それにはちょっと疑問でして・・・。全体を把握するのならばそうかもしれませんが、この作品の凄さを感じるだけなら、とある部分を記憶していれば良いんじゃないかなと。それさえ覚えていれば、二週目をプレイした時に、わかることの気持ち良さや凄さを体感できる。しかも、それだけではなく日常の雰囲気の良さ、後半の熱い展開・・・そんな楽しめる部分が多いことがこの作品を好きにさせている理由かなと。


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6位 95点_A BALDR SKY



 ゲーム性の高いエロゲの中で個人的TOPであるため、この点数(単純にゲーム性ある作品そんなにやっていないっていうのはありますが)。正直な話、シナリオだけならバルドフォースの方が好きです。能動的なアクションとADVを絡めた展開・・・やり込み要素も相まってかなり嵌ってしまいました。エロゲの中でゲーム部分をもっとも長い時間プレイしたゲーム。SLG系のエロゲが上に来ていない辺り、単純にアクションとかが好きなだけな気がしますけど。


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5位 95点_A こなたよりかなたまで



 「相反する性質を抱えた2人が、ほんの一時寄り添って歩む。」死を目前にした主人公彼方と永遠を生きる吸血鬼であるクリス。この相反する二人がメインとなる作品。「在りたいようにあること」を生きる目的として規定しているのは「かにしの」、「あすせか」辺りにも通じるところ。「そんな作品群と同じく、他のヒロインルートでは、自分自身として生きるために死を受け入れる彼方。それほど頑なに理想を追い求めた彼を愚直に描き切るが故に、最後の最後に理想・・・人間として生きることを否定してまでもクリスを肯定することにより発現した“奇跡”。他のルートを証明に用いる構成、その見事さ。」最高のハッピーエンドに心打たれた作品です。


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4位 100点_S WHITEALBUM2



 icでかずさを、ccで雪菜を最大限魅力的に描く。そうしてプレイヤーに選ばせる。何が凄いってこの作品、サブヒロインのルートであれだけの水準を保ちながら、メインの二人の添え物に過ぎないと思わせるところです。メイン2人をどうしようもなく好きにさせ、それを選ぶ苦悩を突き付ける・・・。どちらかというと好きなのは雪菜ですが、かずさもかなり気に入ってしまったという・・・そんな浮気性な気分にさせ、シナリオはどちらも選ばれなかったヒロインにスポットを当て、最大限に増幅した展開をそれぞれ別な方向性で見せる。どちら派などと考えることができなかった・・・それがこの作品に100点を付けている理由です。


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3位 100点_S もっと 姉、ちゃんとしようよっ!



 合計8ルート・・・正直な話、これだけのルート数があるので、外れと感じたルートはあります。しかし、前作からライターが変われども、前作をリスペクトした作り・・・前作と同じくヒロインがきっちり“姉”として描かれる。一番幼く描かれている澪ですら例外ではないところにこだわりが感じられます。あねしよと異なる点はシナリオに力を入れている所でしょう。主人公へのヘタレとのそしりが多いですが、そうなった理由もわかりますし、彼の苦悩をきちんと主人公とヒロインの成長に昇華させていることが好きな理由です。(FDではその外れと感じてしまったルートの改善化を図りつつ、本編に勝るとも劣らないシナリオを魅せる。個人的にこの作品のFDはFDの中で最も好きな作品。FDを抜かしてランキングを作ると言いましたが、どうしてもこの作品はFDと切っても切れない関係であると感じたため、FDで好印象に入った部分も点数に入っているような気がします。まぁ、単品でもこの点数を付けたような気はしますがね)


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2位 100点_S 装甲悪鬼村正



 変身ヒーロー物。単なるヒーロー物ではなく、人を殺すことへの主人公の苦悩を描いていく・・・暗くなりがちな作品ではありますが、日常におけるギャグの面白さを上手く混ぜ込み読みやすくしています。一刀を振り下ろす刹那でもこれでもかと丹念に膨大な文章で彩り、そこにグラフィックスを混ぜ込み視覚的にも楽しませる。膨大な文章であるのに日常から戦闘まで読みやすい娯楽性の高い作品だと言えるでしょう。シナリオ自体はライターなりの善と悪を各ルートに渡って見事に描き切る。ただ、描き切ってそこで終わりにしない。その一歩先を見せてくれたところ、そこに惚れこんだのがこの作品に高評価を入れる理由かなと。


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1位 100点_S 俺たちに翼はない



 ギャグゲーです。シナリオの全てはギャグのためにやっていたのではないかと思えたほど。いや、設定的に重くなりそうとか、物語として面白い点もあるのですが、全て笑いに帰結して行く。捻りすぎたシナリオや、妙なシリアス設定が作品のつまらなさに繋げてしまうエロゲが多いと感じてしまった時に、それを吹き飛ばし笑いに繋げていくこの作品に出会えたことが高評価の原因。シリアスになりそうな設定も使い方次第では笑いに変えられる。「見方を変えれば世界は変わる」掲げたテーマを作品がきっちりと体現していくところに奇妙な痛快さがあり、それがこの作品の面白さの肝だと思っています。



個人的エロゲランキング11~20位

 前回は地味に凌辱ものが増えましたけど、ここからその路線だらけに・・・とかはないです。この辺りになってくると想い出補正は強い、それを実感してしてしまいます。その割にTOP10は最近プレイした作品ばかりですが・・・。想い出補正がかかった作品を打ち破る作品・・・それが100点を付ける条件の様な気がしてきました。

ここからテンプレ―――

 自分が過去に90点以上を付けた作品の中から選んでいます。40本と数が多いのと、1作品ずつコメントを入れたため、全体的にそれなりの分量になってしまいました。分割した方が個人的に後で見やすそう・・・ということで下から10本ずつの更新でやらせていただきます。コメント部分でネタバレは極力なしの方向で。FDはその作品単体で比べるのは難しいと思ったので、意図的に抜いてあります。

 順位に関しては完全に管理人カナカナ個人の好みでしかないので、ご了承ください。

―――テンプレ終わり。

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20位 90点__A 巨乳ファンタジー


 僻地に飛ばされた主人公が、成り上がっていくお話。タイトル通りヒロイン全員が巨乳であるため、貧乳好きの方はやらない方がいいかなと。抜きゲーではありますが、シナリオがとにかく気持ちが良い。悪く言えばご都合主義であり、よく言えば王道をひた走る。エロゲにおけるエンターテイメントを突き詰めた結果。純粋な“面白さ”とそして何より“エロい”というわかりやすい魅力を見事に描き切った作品です。巨乳ファンタジーシリーズの第一作目であり、シリーズ第一作目が一番面白いのではないか、というのは・・・まぁ、しょうがない話で、個人的にはこのシリーズで最も好きな作品ですね。



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19位 90点__A AIR


 エロゲに嵌ったきっかけを作った作品。内容については今更良いですよね・・・。再プレイはしておらず、いまだに何故泣いたのかよく覚えていない・・・。キャラクター造形の独特さ(口癖、絵柄、幼児性)、幻想的なシナリオ(ご都合主義と誹られることも)、この辺りが受け入れられないと辛い作品。それでも感動を覚えたからには何かあったのだろうなと。現在のKey作品とは違い、すべてを語らない。だけど、すべてを語らないからこそ、この作品は良かったんじゃないかなと。まぁ、再プレイしないとその辺ははっきりできないのですが。エロゲの中では亜流な作品であるのに、よくエロゲに嵌れたなと今更ながらに・・・。



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18位 90点__A ImitationLover


 「カンニングさせてくれたら、あたしの処女あげるから」から始まるこの作品。「楽しそうにしていれば恋人?」「セックスをすれば恋人?」「恋人がすることと同じことをしたら、それは恋人?」「わかんないよね、何が本物か偽物なのかなんて」OPの台詞からもわかるとおり、“心”と“身体”を主人公と彼の友人の比較を用いて描く。題材が題材だけに、序盤のエロシーンの豊富さも意味があると思わせてくれる。メーカー名を体現するかのような軽やかな仕上がりですが、それがテンポのよさを生み出し、そして上記の題材を綺麗にまとめる。“エロの濃さ”とそれを組み込んだシナリオが好きなことには好きなのですが、サブキャラである先輩が個人的にかなり好きだったため、この点数となっております。



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17位 90点__A この世の果てで恋を唄う少女YU-NO


 プレイしたのはサターン版。すでに語りつくされているほどに有名な作品ですね・・・。直前にランスの1~4辺りをやっていたので、あれで慣れていなかったら、クリアできなかったかもしれない・・・それくらいに選択肢が多い作品です。ADMSシステム・・・移動、会話などをコマンドで選択していく・・・そこに宝玉セーブというものを加えた形式。その膨大な選択肢から自分で物語を紡いでいく。古色などのゲームが珍しがられることなどからも、今現在の主流・・・ゲームシステムにそれほど力を入れていない・・・から外れている本作です。ゲームをプレイする楽しみよりも物語を読む楽しみにシフトしている。そういった意味で今からプレイすると前半の部分で大変かもしれませんね・・・実際結構苦労しましたし・・・。しかし、そこさえ超えてしまえば・・・ゲームシステムとシナリオが見事に組み合わさったシナリオを堪能できる。今現在プレイをして、不満点はなかったとは言い切れません。しかしそれでも、これほど語り継がれるだけはあるなと思えた作品です。



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16位 95点__A 信天翁航海録


 独特なシナリオに独特な世界観。それを今現在では珍しいビジュアルノベル形式で、エロゲ的には膨大な文章で彩っていく・・・これによる新鮮さと雰囲気の良さがこの作品を面白くしている要因かなと。公式サイトで「助平で、臆病で、面倒くさがりで怠惰なダメ人間」と言うほどのダメな男を主人公に充てていますが、そのダメ主人公を周りが褒め称えるということをせず、彼をダメなまま扱うため、プレイヤーとの認識に齟齬が出ず、むしろ好感すら抱いてしまう。主人公はダメなままでも、作品自体は面白くできるんだということを証明してきました。テキストに慣れない序盤の方は読みづらいかもしれませんが、慣れてしまえば、この世界観と雰囲気に魅了されつつ、ダメ主人公を楽しみながら読後の爽やかさを楽しめる作品となっております。



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15位 95点__A R.U.R.U.R ~ル・ル・ル・ル~
このこのために、せめてきれいな星空を


 超未来SFとでもいえばいいんでしょうか。しかし、公式ページがそうであるように、えほんを意識した作品。文体などが、えほんを意識しているにも関わらず、エロシーンの多さ、しかもエロに意味があるように思える。大人の絵本と評した人が居ますが、まさにその通りだなぁと。SF設定を用いた独特な雰囲気の構築が好きな作品です。今度は原典を読み込んでからやってみようかなと(原典を読んでいなくても良いのでは?という疑問の解消の意味もありますが)。



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14位 95点__A パルフェ~chocolat second brew~


 良いなと思ったのは主人公が大学生であり、休学してまで店長として喫茶店を経営していく・・・個人的にこのライターさんは大人だけど、良い意味で大人に成りきれていない主人公を描くのが上手いと思っているので、そういった意味で、本作も良い主人公像になっていると感じました。さらに言えば、喫茶店での日常を物語の中心据えたことも設定的な捻りがあり、面白く感じさせたんじゃないかなと。フランス語で完璧を表するタイトルであり、そのタイトル通り、個人的にはキャラゲーとして、“ほぼ”完成された(完成されたという未来を閉じるような書き方は好きではないですが、それでもこういった表現を使いたくなってしまう)作品となっています。ほぼ、と書いたのは一点だけ、どうしても完成度に瑕瑾を付けていると感じた部分があるからです。それを今ここで書くことはしません。そのせいで100点には届かない点数としている、とだけ。毎年プレイする程度には好きな作品なのですが・・・。



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13位 95点__A 家族計画


 シナリオが紡ぐのは他人同士の家族ごっこ・・・各々が抱える問題を個人ではなく、全員で立ち向かう契約・・・「家族計画」。長きにわたる日常の連続から、現実逃避ではあるが、家族の良さを描いていく。それを描きながら、最後はそんな幻想を壊しにかかる・・・そうして描かれる寂しさから他人を求める登場人物たち。そんな彼らが幸せに向かっていく様に、どうしようもなく共感してしまったんですよね。家族を描くがゆえにエロシーンにも意味はある。“エロゲ”としてこの評価にしてしまったのはしょうがないことかなと。



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12位 95点__A スマガ-STAR MINE GIRL-


 人生リベンジアドベンチャー・・・そのジャンル名通り、主人公は何度死でもやり直せる設定。主人公の原動力が「ハッピーエンド目指す」であるため、好感が持てます。そんな何度も立ち向かっていく主人公の様に共感でき、熱さを感じてしまえば、これほど面白いと思える作品は無いと思います・・・立ち向かう回数的に。シナリオを繰り返していく構造を取ってはいますが、バトルや細部まで作り込まれている演出など、エンターテイメント性も重視している。そのため、基本的には飽きない作りになっているのですが、中盤どうしてもだれる地点があるんですよね・・・。これはこの作品が長いためであるから、しょうがないと言えばしょうがない。むしろ、この長さでよくこれだけ引っ張れるなという凄さを見せてくれる。ご都合主義もなんのその、いや、そのご都合主義がむしろ良い味を出している作品です。



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11位 95点__A 吸血殲鬼ヴェドゴニア


 全13話構成で各話ごとにOPとEDが流れる作風はアニメを意識しているのかな、と思わせられます。シナリオの題材は吸血鬼ではありますが、銃器類の細かさで戦闘を彩る辺り、料理の仕方はNitro+。しかしここまでやっておいて、戦闘が微妙なんですよねこの作品。戦闘部分がコマンド形式のバトルであり、しかもワンパターンでクリアできてしまうため、どうしても作業間が否めない。結局、ニトロらしさが息づいた作品であるのに、戦闘を重視できないんですよね。ただ、話の流れがかなり好み。登場人物の心情の描き方が上手いというか、妙に現実の心理に乗っ取ったと感じさせられる・・・どうしようもなく共感させられてしまう。そんな描き方で、吸血鬼という題材を上手く料理する。戦闘シーンの良さが一つの売りであるNitro+が戦闘をなくしても、これだけのものが作れる。それを証明した作品ですね。



個人的エロゲランキング21~30位

 この前からの続き。何故か凌辱ものが多めになっているけど、気にしない。全部まとめてから上げた方がいいんじゃないかという気もしてきたけど、気にしない。それにしてもメジャーどころばかりですね・・・。いかにマイナーどころの作品をやってこなかったかがわかります・・・。

 自分が過去に90点以上を付けた作品の中から選んでいます。40本と数が多いのと、1作品ずつコメントを入れたため、全体的にそれなりの分量になってしまいました。分割した方が個人的に後で見やすそう・・・ということで下から10本ずつの更新でやらせていただきます。コメント部分でネタバレは極力なしの方向で。FDはその作品単体で比べるのは難しいと思ったので、意図的に抜いてあります。

 順位に関しては完全に管理人カナカナ個人の好みでしかないので、ご了承ください。

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30位 90点__A ゆのはな


 季節は冬、舞台はゆのはな商店街という田舎町。神様であるゆのはと出会うところから始まるのですが、いやしんぼであるし、がめつい・・・。そんなゆのはの性格がどれだけ受け入れられるのか、それがこの作品を楽しめるかどうか・・・ですかね。“女の子の成長”を描写するためにこれは必要なことではあるのですが、それでも結構好き嫌いが別れそうです。物語的な起伏はさしてありません。考察をするような類の作品でもなく、ただ、ゆのはな町の温かさに癒されるだけの作品です。そして、そんなこの作品が大好きな物でして・・・。

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29位 90点__A DEARDROPS


 バンドや音楽を題材にしたストーリー展開を見せる作品。よくキラ☆キラと比較されますが、キラ☆キラの共通辺りまでが大好きだった自分からすると、それを全編にわたり、最後まできっちり描いてくれたと思えたこの作品はかなり好きになれました。裏を返せばキラ☆キラの終盤のあの展開を気に入った人がそれを期待してプレイするのはまずいのかなと。そもそも、ジャンルが同じなだけで別種の作品としか見えない。こういうジャンルで純粋に熱い青春物語を描けるところは少ない・・・そんなあまり体験したことのない面白さも、この作品を気に入った理由でしょう。とは言っても、ルートによってはかなり短かったのはどうにかならなかったのかと。

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28位 90点__A 連続>>>レイプ


 タイトル通りの抜きゲーです。他人の身体に転生する能力を手に入れた主人公が何人もの他人の身体を使い、ヒロインを休む間もなくレイプしていく。ただそれだけのシナリオ。結構無茶苦茶なシナリオなんですが、それでも復讐のためにいろいろ画策していくのは面白かったです。この作品の良いところは滅多にヒロインが堕ちないことですね。最後まで本気で嫌がるし、相当終盤になるまで快楽を感じることなどない。抜きゲーをそこまでやらない、というのもあると思うのですが、快楽に逃げるということをさせないその徹底ぶりを見せる作品はあまりなかったもので、かなりのお気に入り。また、キャラクターへの思い入れが強くなるシーンがあるのですが、そのおかげでその後に凌辱を見直すと一層映えるんですよね・・・。悲鳴が心地よい作品です。

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27位 90点__A あやかしびと


 個人的に燃えゲーというジャンルで、設定偏重の作品などは気に入ることはあまりないんですよね・・・。そんな中でキャラクターに力を入れた本作。好感の持てるキャラクターを前面に押し、そのキャラクターの行動に燃えさせてくれれば、そんなものはなくても燃えられる。それを教えてくれた作品です。他の方の言葉を借りさせて貰えば、「キャラ燃えゲー」。味方から敵、全てにおいて捨てキャラが居ない。そんなキャラクターたちが織りなす物語が熱いと感じないわけがない。最後の激突まで含めて大好きな作品です。

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26位 90点__A 無限煉姦~恥辱にまみれし不死姫の輪舞~


 タイトルとパッケージ絵だけを見ると完全に凌辱ゲーなんですけど、意外とシナリオがしっかりしているゲーム。全5章の構成で、すべての章で異なった時代を舞台に同一の主人公で物語を展開する。そのため、どの章も基本的に飽きずに進められました。凌辱ゲーっぽいパッケージに違わず、エロシーンもきっちりと描いてくる。エロとシナリオ両方を成り立たせる・・・エロゲらしい作品という評が多いのも頷けます。シナリオはサブキャラだと思っていた彼の苦労に最後どれだけ泣かされたことか。

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25位 90点__A MinDeadBlood~支配者の為の狂死曲~


 蟲愛と悩みましたがこちらで。吸血鬼を題材にした作品。グロ描写や凌辱描写もそこそこありますが、そんなことよりも主人公の格好よさ。麻由と麻奈の残虐さとエロさ。キャラクターが魅力的であり、とにかく読み進めやすかったです。単なる凌辱ものに終わらず、そこに純愛、グロ、燃えなどを追加していく。とにかく幅広い要素を取り入れつつも、それをバランスよく配合し、しっかりとした“エロゲ”に仕上げてきています。しかし、攻略法を公式で教えてくれるくらいの鬼畜難易度はどうにかならなかったのか・・・。

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24位 90点__A Trample on ”Schatten!!”
~かげふみのうた~


 熱血ヒーロー物。主人公の一直線なところも好きなことには好きなのですが、この物語の核となるキザイア。彼女にどうしようもなく好感を持ってしまった作品。シナリオ的に完全にこの二人にしかスポットを当てておらず、他ヒロインのシナリオがおざなりになってしまったのが残念でした。とはいえこの作品、シナリオ自体を楽しむものではなく、演出を含めたヒロインと主人公の台詞回し楽しむ作品であるのかなと。童心の頃を思い出させる熱さ、その意味を最後まで違えなかったことがこの作品を好きになった大きな要因ですかね。

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23位 90点__A さくらむすび


 妹ゲーの皮をかぶった幼馴染ゲー。一番目にする評はこれでしょう。一応、シナリオのメインとするところは妹である桜シナリオにあると思うんですが、それでもこの作品でもっとも記憶に残っているのは幼馴染である紅葉なんですよね。紅葉ルートはただ、ひたすらいちゃこらしているだけなのに・・・。幼馴染を扱ったシナリオで最も好きな告白シーンを見せてくれた作品でもあります。心地よさ、という点ではかなり好きなルートであり、この作品にこの点数を付けている理由のほぼ全てと言ってもいいでしょう。

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22位 90点__A ままらぶ


 タイトルからもわかるとおり、涼子さん・・・一児の母である年上の彼女との恋愛模様を描く作品。しかし、未亡人との恋愛を描くわりにドロドロしたものにはならない。ホームコメディ風なノリを前面に押し出す。このコメディ要素が作品全体を明るく仕上げていて、純粋に楽しいんですよね・・・。シナリオ自体は涼子さんのシナリオがもっとも優遇されているので、彼女をどれだけ気に入れるかが、この作品の好悪を分けるのではないでしょうか。ただ、そこさえ気に入ってしまえば全体的に笑えて、最後はじーんと温かくなる作品となります。

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21位 90点__A Quartett!


 題材は音楽。タイトル通り、ヒロインたちとカルテットを組み、コンクールまでの日常を描いていく。特筆すべきはやはり、このブランドにしかないFFDシステム。FFD・・・ふんだんに使われるグラフィックスと漫画のような吹き出しによる演出。これにより臨場感溢れる作品になっています。日常描写をそんなFFDで描く。そして物語の中でそんな日常の良さを謳うからこそ、シナリオは平坦であっても良い・・・むしろ平坦だからこそ良い。そう思わせてくれます。かなり短く、ふと起動したくなる作品ですね。



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